So-net無料ブログ作成

皇紀2600年 [今日は何の日]

今夜は日付で言ったら、2/12なので、

もう既に違いますが、2月11日は建国記念日です。

建国された日というわけではなく、建国されたことを記念する日ということに

現在ではなっているようです。

この建国記念日は戦前では、紀元節というかなり立派な祝日だったようです。

戦前には、紀元前660年神武天皇が即位したことを紀元とした、

皇紀○年という歴、皇歴と言われたり、神武歴とも言われるそうです。

神武天皇自体が年代やその実在を確認できない人ではありますが、

明治5年から戦前には皇歴は元号と同じくらい大事に使われていたようです。

今も法令上は廃止はされてはいないようです。ま、生活にはピンときませんが。

その紀元節が建国記念日になったのは、やはり皇紀と言うもの自体が、

戦前の極端なナショナリズムを象徴するものだったからでしょうか。

妹尾河童氏の自伝的小説「少年H」にも、昭和15年に国を挙げて催された、

皇紀2600年の紀元節のお祭りについて、

子ども時代の思い出のひとつとして描かれています。

戦局が悪化し、贅沢や楽しみを奪われていた国民へ盛り上げようと

たくさんのスローガンもうたわれて、妹尾少年もなんだか浮かれた気持ちになったような、

エピソードが描かれています。

ただ、それはやはりちょっとした浮かれ気分を作らせるだけで、

そのあとの締め付けは相当なものだったと言う結論でした。

わたしは、皇歴がどういうものか知りませんが、暦(コヨミ)として、

悪いとは思いません。

そういうものを戦争へ向かわせ、個人を無にするナショナリズムへ

いざなう道具として使われるのは、快く思えないですが。

歴史好きの友人にわたしは以前聞いたことがあるのですが、

神武天皇という方の実在性は非常に低いものではあるようです。

それで、学問以外では紀元前660年即位が定着したのはなぜでしょう??

それだけはネットでは分かりませんでした。

祝日の歴史は結構おもしろいものです。

みどりの日は昭和の日になるようですね。

でも、その方が数百年後の方には元々の由来が分かりやすくていいかもしれません。

昭和も随分遠くなりましたね・・・・・・


nice!(4)  コメント(5)  トラックバック(2) 
共通テーマ:

nice! 4

コメント 5

horigon

戦後生まれの僕には「皇紀2600年」といってもピンと来ませんが、古事記や
日本書紀は親しみ深いものですね。
まぁ、日本書紀は当時の朝廷の人別帳のようなもので楽しくもありませんが、
古事記などは物語としては秀逸で、歴史的事実がどうあれ楽しいものです。
いずれにしても、日本人が古い歴史をもった民族であることだけは疑いの無いところで、
プロパガンダにさえ使われないなら、そういう記念日を誇る気持ちも大切なのかなと思います。
by horigon (2007-02-12 05:15) 

まめぞう

数年前、仕事で知りあった方に名前が「二千六百」という珍しい方がいるのですが(もちろん本名)、何とお読みするのでしょうか? と聞いたら、「ふじろう」と読むのだそうで・・・
字を見てピンときたので聞いてみれば、やはり昭和15年生まれだそうで・・・^^
by まめぞう (2007-02-12 07:34) 

鯉三

ご意見にまったく同感です。
天皇家に関する文献や御陵などの遺跡は宮内庁が一括管理しているようなものなので、なかなか史実が浮かび上がってこないようですね。仁徳天皇ですら、実在したかどうかわからないなどといわれています。じゃあ、あの巨大な墓は何なんでしょうか。歴史学者が研究対象にできる余地を与えてほしいものです。

以前の記事で京都の四条大宮にあった映画館のお話がありましたが、あれはコマゴールドのことでしょうか。それとも自然堂(スペースベンゲット)のことでしょうか。
by 鯉三 (2007-02-12 12:33) 

たいへー

今もって、日の丸を掲げているお家も多いのでは?
日本固有の暦もよろしいのではないでしょうか。
各地のバラバラな暦を、キリスト暦で統一している
と考えればいいわけで、無理に同じにしなくてもO,K,でしょう。
by たいへー (2007-02-13 11:23) 

takepii

horigonさん。いつもありがとうございます。
私もプロバガンダに使われないのなら、祝日はおつりが来るほど
いや、もう倍ぐらい増えても一向に構いません(笑)
確かに歴史の長い国にはそういう国の事始のような「古事記」
や日本書記古い物語はどこの国もあるような気がします。
ギリシア神話だって、つまるところそういうものですよね、きっと。

エルモさん。いつもありがとうございます。
すごいお名前の方ですね。
そういえば、海外旅行に行き、日本に詳しい方には、
時折名前の意味を問われることがあります。
この方はどのように説明されているのでしょうか?
少し興味があります。

鯉三さん。いつもありがとうございます。
古代のこの辺はきっと宮内庁が抱える膨大な資料を
公開研究することができるのなら、
いま解き明かすことができないものもすぐわかるらしいのですが。
鯉三さんのおっしゃるとおり、そうは問屋がおろさないようですね。

コマゴールドですね。
スペースベンゲットの手作りにも興味があったのですが、
結局行ってはございません。

たいへーさん、いつもありがとうございます。
おっしゃるようにいろんなものをすぐ取り入れ使いこなせるのは、
わたし日本のひとつの美点だと思います。
by takepii (2007-02-25 21:26) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 2

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。